完全スクールカースト制 私立天ノ崎学園
この学校に先月入学した天宮奈良はある日、学校の正門の目の前で、上位カーストの生徒に服を脱ぐように強要され、必死に助けを求めるも、取りかかった先生はまるで、何も見ていなかったかのように通り過ぎて行く。
その時、彼女は絶望とも言えぬ苦しみに襲われる。
私は何でこんな所に居るの?
何で私はこんなに辛い思いをしなければならないの?
彼女の心の思いは、喉を通り越し口から溢れていた。大粒の涙と共に。
そんな絶対絶命の状況で、もうどうにでもなれ、と思ってしまいそうになった瞬間、背後から一筋の光に照らされて、天使が舞い降りた。虚構、傲慢、大闇、を持った黒い天使が。
その天使は瞬く間に上位カーストの生徒を駆逐する。言葉だけで
そして彼女は天使と誓う。
‘‘この学校の頂点を取ってやる’’と
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 22:41:33
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