テグルスという名の北国の田舎町に住んでいた主人公。ひょんな事から、時の亀裂へと落ちてしまったラムダ=クライツェル。そこでドワーフの老人、ダラスに出会う。ダラスはクロノマスターとして、時の亀裂内にある時計塔の管理者をしていた。その髭には薄汚れ
退色した赤いリボンが結われている。
クロノメーカーとして時を管理することになったラムダと、ドワーフのダラス。2人の出会いは偶然か、それとも必然か。リボンに纏わる数奇な出会い――――。
◇オムニバス短編集ジョブ・ストーリーの5作目です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-12 21:11:47
14996文字
会話率:33%