双子の兄妹のアルベルトとリリアは、長の息子オリバーと農家の娘エリーと一緒にお祭りのリースを作るべく、禁足地ナグルの森へ入ってしまう。
アルベルトとリリア、オリバーとエリーの二手に分かれて、材料を探し始めるもちょっとした兄妹喧嘩でリリアと
はぐれてしまうアルベルト。
そこに白い牡鹿に乗った少女がアルベルトを洞窟へと案内する。
洞窟の中には、金髪碧眼の美青年の血を啜るリリアの姿があった。
牡鹿と少女の手助けによりなんとか森を抜け出す双子の兄妹だったが…その夜、燃え盛る教会の中でリリアはクドラク、アルベルトはクルースニクと言う吸血鬼に覚醒を遂げてしまうのだった。
双子が選ぶ世界の在り方とは、果たしてどんなものなのか?
自然の摂理に従って産まれた双子の紡ぐ吸血鬼ダークファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 23:06:50
14515文字
会話率:41%
吸血鬼退治人である『クルースニク』の青年と、吸血鬼である『クドラク』の青年の冬のお話。三拍子そろったクズに少々短気な常識人を引き合わせるとこうなる。以前投稿したものを加筆、修正いたしました。自サイトにも修正前のものが投稿済みです。
最終更新:2014-10-05 16:04:44
2097文字
会話率:44%
吸血鬼を退治する運命に生まれた者、『クルースニク』。人の生き血をすすり生きることを定められた者、『クドラク』。クドラクを始末するクルースニクの女、クルクはある日『一番見られたくないところ』を、自堕落な生き方をしていることで有名なクルースニク
の青年、ニックに見られてしまう。血で濡れた唇とちゃらんぽらんな性格の青年の話。自サイトにも投稿済みの話に加筆訂正を行ったものです。一応R15。流血描写が存在します。全四話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-05 15:46:48
21703文字
会話率:33%