「――クソつまんねー自作ゲーム、俺にやらすんじゃねーよ!」
ゲームをチートしてクリアーする事に生きがいを感じていた佐倉枇榔(さくらヒロ)は、終業式の放課後、木南鵙美(きなみもずみ)から自作恋愛シミュレーションゲームゲーム「うっふんクス森ピク
ピク(体験版)」を借りる。そのタイトル名に期待を膨らませるのだが、所詮は素人が作った自作ゲーム……期待を裏切るクソゲーで、夏季補習の初日にゲームを叩き返し、鵙美を……泣かせてしまう。
高校生にもなって女子を泣かせてしまったことを後悔したヒロは、そのクソゲーを夏休み中に……せめてまともなゲームにしてやろうと、鵙美のゲーム作りに協力するのだが……そのゲームには大きな野望と陰謀が隠されていた。全てバッドエンドの救いようがないフルボイス恋愛シミュレーションゲームゲーム、「うっふんクス森ピクピク」は、完成を見るのだろうか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 22:11:42
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