たまたま雨の日生まれだったので王子の婚約者候補筆頭となってしまった公爵令嬢ミュート・アクスバリは、顔面偏差値80越えの王子を前に結婚回避を決意する。
しかし婚約をカバディ(のイメージで)しながら迫る王妃に対し、思わず「悪役としてスパイとなり
ますので婚約破棄させてくださいませ!」と叫んでしまう。
国の暗部を掴む条件で18歳までの婚約をしたミュートは性格も態度も一変させ、公爵令嬢と悪役令嬢とスパイの三足のわらじを始める。
オーバーワークとストレスフルの中気になる人も出来たが、彼はただの庭師。胃薬を飲む事すら(イメージ的に)許されない、彼女の選んだ未来はーー。
※あらすじと本文は違う可能性があります。
※1/25タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 13:25:47
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会話率:12%