タイカは地球の亜空間実験を監視するためにやってきた異星人。
簡単な潜入任務だと思っていた彼を待っていたものは、地球文明の想像を超えた「不条理」だった。
しかし、そんな文明の中にあっても、歯を食いしばって生きる人たちがいる。
彼らは時には立ち
止まったり倒れたり、道を失って彷徨っても、なぜそうするのかわからないまま再び歩き始めるのだ。
これは、自分の存在意義を求めて爆走する一人の若者が、時には他人と対立し、時には他人に助けられ、自分にできることを愚直なまでに続けるSF的ヒーロー流離譚である。
※同一時間軸の別視点を「アナザーサイド・オブ・エイリマン」で連載中です。(現在は休載中ですが)
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会話率:40%
作治は漁師だが、スランプのため収入がなく、貧困に喘いでいた。
しかし、現実はそんな作治にも容赦がない。
妻の入院費と苦学する息子の援助が必要になり、作治は捨て身の決心をする。
自分の不運を嘆いても、事態が好転するはずもない。
作治は自分のす
べてをかけて、嵐の海へ船を出した。
※同一時間軸の別視点を「トラベリング・エイリマン」で連載中です。
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※毎月更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 12:00:00
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会話率:20%