異世界アパンジェ。
剣と魔法があり、魔物という脅威が身近な世界。
その脅威に対抗するためかその地で生まれた人間は“真職“と呼ばれる、自分に向いた才能が目に見える形で与えられる。“剣士“であれば剣を持って戦うことに向いており、筋力は体力
に優れやすいなど。
だが、剣士として生きねばならぬわけではない。優れた筋力と体力で農地を開墾してもいいのである。
実際農家の家系に生まれ、跡を継ぐものと思っていたが与えられたのは“勇者“の真職だった青年は魔王を倒す旅に出る
ことはなく、魔の森と呼ばれた地の魔物を倒し、木々を切り開き農業の国を興し、豊かになった途端にその地を狙う他国から守りぬいた。
そんな話もある。
そんな世界で冒険者という立場で最高の地位であるSランクになることを望まれながら、断り続ける冒険者がいた。
“壁職人(ウォールマスター)“と呼ばれるその冒険者の日常を描く物語。
・R15は保険です。
・メインの小説が息詰まった際の気分転換のため投稿は不定期となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 23:45:34
38315文字
会話率:36%
四葉のクローバーの鉢植えと一緒にマグマに放り込まれた男が目を覚ましたらそこはワンルームだった。事情を聴いてみると、ウォールマスターをやり遂げないと乳牛に生まれ変わるという。
男は乳牛に生まれ変わりたくないので受け入れる。
契約成立とと
もに子供とはぐれた母熊の怒りをかわすため初期壁を消去し、ウォールポイントが0になる。頼れるのは召喚だけ。しかし異世界人にこの世界の動物召喚はうまくいかない。
そしてウォールコアに土下座をして頼んだらと提案される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-12 12:00:00
34857文字
会話率:56%