オンラインゲームのようなキャラ作製っぽい夢を見たと思ったら、魔王復活秒読み開始少し前の、剣と魔法の異世界に転生したでござる。とりあえず設定したとおりの能力は確実に使えるらしいので、頑張ってみようと思う。将来的には、美人の嫁さんとのんびりまっ
たり、時にエロい事しながら添い遂げたい。ヒューマンじゃなくても良い。この際ロリババァでもエターナルロリでも獣人でもエルフでも擬人化したドラゴンでも良い。むしろそれが良い・・・!―――プロットも設定も無しでの即興。更新は例の如く不定期です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-17 19:19:11
5336文字
会話率:12%
暇人は冒険の書(日記)を読んだ!
『今日も辺境に住む暇人は暇でした。
そういうわけだから、暇つぶしに魔王退治に行くことにしました。
この世界には魔王がたくさんいるのです。自称も含めて、それはもうたくさん!
そして、いつの時代も一
人は必ずいる、まじめに世界征服をたくらむ暇人……いや、魔王が。
だから魔王を倒しに行こう! 世界を救いましょう!
そう思い立ち暇人は勇者と魔術師を探し出し、旅立ち、云々と……。
彼らの企む悪だくみ(的な何か)を阻止するために、襲いくる魔物や四天王や魔王をばったばった切り捨てました。
そうして勇者は世界を救ったのです』
「そう言う話♪」
「云々と……って、大事なところ省略しすぎじゃない?」
「じゃあ、あの冒険を一言一句逃さず、丹精こめて読み上げようか?」
「遠慮しておくわ」
先手必勝、即座に断った。
「じゃあ、読むよ?」
しかし同時に、その返事をかき消すようにそう言った。そして間をおかず息を大きく吸い、本を片手に部屋の真ん中で一人芝居を始めた。
「はいはい、そう言う話だったわね。それにしても勇者様はいつまで寝ているつもりなのかしら」
「……ぼくはやっぱりただ流されていくだけなのかな」
布団から出るタイミングを見失い、狸寝入りをしていた勇者は布団の中でそっとささやくのでした。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-31 07:55:44
56231文字
会話率:42%