リーザ(エリザベス、あるいはエルザ)は120年の時を生きる吸血鬼だった。しかし、フィクションに出て来るような凶暴な存在ではなく、長い生の間に名や経歴を幾度も変え、人間社会にひっそりと溶け込み生活をしている。彼女を吸血鬼に変えたかつての恋人は
、リーザが吸血鬼になって間もなく、ヴァンパイアハンターの手によって殺されてしまった。それ以来、彼女は老いることも死ぬことも出来ないただただ果てしなく続く孤独な虚無の生を一人で耐え続けていた。そんな彼女にアプローチを掛けて来る職場のハンサムな同僚エドモンド。彼はリーザの抱える闇に何故か気付いているような素振りを見せる。彼の存在は、エリザベスにとって救いになるのか、それとも―――?
ハーレクイン小説に少しミステリ風味をプラスしたような作品です。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 15:24:14
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会話率:37%