その日、アリスという名のその少女はとても退屈でした。ここ連日降り続いている雪のせいでアリスの通っている学校が今日で三日も続いて休校になってしまっているのです。……クローゼットの扉を開けて、アリスは中へと入りました。アリスが服と服の間にもぐり
こむと、そこには真っ白な扉がありました。アリスはその真白な扉を開いて『世界の果ての店』へ行きます。同著者の「アリス・イン・ワンダーショップ」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-02 18:51:16
7095文字
会話率:45%
ある良く晴れた日、アリスという名の少女は暇をもてあましていました。「母さん、あたし、とっても暇なの」アリスが台所の椅子に座ってそう言うと、お母さんはにっこり笑って答えます。「ではアリス、これからりんごのパイを作るのだけど、手伝いなさいな」ア
リスはそれを聞くと、大急ぎで立ち上がりました。「いやよ。だってパイを作る間はずっと立っていなくちゃいけないわ。そんな疲れることはやりたくないもの。でも、パイが出来たら呼んでちょうだい」そんなアリスは,『世界の果ての店』へ招かれる・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-25 16:46:01
6914文字
会話率:34%