隣人は一見すると淑女然とした女だった。
憂う様な目をした奥ゆかしい女だった。
其れは根本の獣を覆い隠しているからだろう。
下品の上に覆い隠すから上品なんだ。
その奥ゆかしさが美しい。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われ
たら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
超絶生々しいので、苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 16:49:02
1170文字
会話率:37%
その日も僕は、子どもの保育園へのお迎えのため、商店街を急ぎ足で通り抜けようとしていたが、四つ角の八百屋で声を掛けられた。
声を掛けてきたのは、五分刈り頭の小さなおっさんだ。
そのおっさんは、百五十センチも無さそうな小柄な風体で、実直そ
うな駅弁売りのように、底の浅い箱をタスキ掛けにした紐で肩から下げて、満面の笑みで僕を見ていた。
その顔は、ひどく狭い富士額をしていて丸顔で、眉と唇は太く、ぎょろぎょろとした目と、鼻の脇には大きなホクロのある特徴的な顔立ちだった。
「韮崎さん、こんにちは!今日も保育園へのお迎えですか!お疲れ様です!」
このおっさんは、まいたけさんだ。
このおっさんは、僕のために、発明品を出してきた。
にらさき まいたけに なれはじめる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 22:54:40
4303文字
会話率:25%
漫画か?
うわっ先生……
はい没収、まあ明日の夕方まで預かっておくからそのあと取りにきなさい。
えー、うわ、はいわかりました。
持ってきてごめんなさいは?
え、あ、ご、ごめんなさい……
…………
さあ、美樹ちゃんお母さんの前
でこの計算の答えは何かな?
んーっとえー……っと……
美樹ぃーがんばれー!
もうお母さん恥ずかしいよ、んーっと、さんじゅ……三十四です。
はい、三十四で正解ですね。難しいかったですがよく出来ましたね。
美樹よくやったぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-02 23:36:13
2435文字
会話率:0%