リーヴルタニア王立魔導学園に通うシロル=ハーベスターは高等部に上がる前の春休に、卒業旅行と称し単身で前々方言ってみたいと思っていた辺境の地にある樹海に来ていた。
だが、その樹海で見事現地のガイドとはぐれて迷子になってしまう。
助けも期
待できないような辺境の地で生還を諦めていると、突如静かな森に少女の歌が響いていた。
その歌声を辿って、歩いて行くと樹海を抜け一面が花畑になっている丘に出る。
すると、そこには歌声の正体である少女がいた。
妖精族「アスターの民」の族長の孫であるヨメナ・アスターだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-14 19:00:00
3040文字
会話率:28%