ある日突然、それは天からやってきた。何の前触れもなく、何の対話もなく。
忽然と現れた敵性生物〈ガレヴァール〉は、瞬く間に人類の版図を侵略していった。前代未聞の敵を前に敗走を続け、たった七つのコロニーを残すまでに追い込まれた人類は、ある兵
器の開発をもってついに反攻に出る。
汎用人型機動兵器〈グルバフィル〉……搭乗者の生体エネルギーを喰らうことで空前絶後の攻撃能力を発揮する、人類種の天敵殺し。
――これは滅びに瀕した人間たちの謳う、抗いの歌。
【「おっさん×少女」掌編小説アンソロジー第1弾及び第2弾への寄稿作を含みます】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-21 21:22:41
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会話率:35%