彼女が目覚めなくなってもう一週間が過ぎた。周りの大人は「おぃげらまくら」が連れていったなんてことを言っているけど、俺はそんなことを信じてない。少なくとも、こんな田舎の町の診療所ではなくて、ちゃんとした病院に連れていくべきだと思っていた。
そもそものところ、おぃげらまくらが何なのかも知らされてないので激怒するしかなかったのだ。
これは俺と彼女と、おぃげらまくらについてのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-01 03:23:36
7896文字
会話率:68%
私と先輩は屋上でアイスティーをすする。そして彼女は過去の話を語り始めるのだ。だけど、その話に私は嫉妬を覚えてしまう。だから、もう嫉妬に振り回されたくない私は……
最終更新:2017-10-23 02:09:59
2854文字
会話率:58%