腕が四本。足が四本。目が四つ。あとは人と同じ。これなーんだ?
それはね……僕だよ。正確には夢の中の僕。何年経っても不思議と忘れない。うんと幼い頃、よく見ていた夢の中のことさ。
僕はその四本ずつの手足を巧みに動かし、駆けまわったり道具
を作ったり、そう、何でもできていたんだ。
目だってね、死角なんてほとんどなかったのさ。だから狩りは大得意。何でもできる気がしたよ。もしかしたらそれは前世の私の姿だったのかもしれない。どこか遠い星の原始的な宇宙人。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 11:00:00
1320文字
会話率:4%
龍が人類の敵となってから数百年、人々は魔法、魔術、白兵戦を用いて魔獣と戦い続ける日々を送っていた。
永遠かのように思われた抗争は、一人の少年が現れたことによって、大きな動きを見せることとなる。
これは、どこか遠い星の、創星の物語。
最終更新:2021-06-25 23:10:35
32044文字
会話率:60%
むか〜しむかし、トコビト星という星にエトコビトというコビトたちがいたそうな。
そのコビトたちは、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥に猫を加えた13匹いたそうな。遠く離れた地球という星にある「干支」にちなんで誕生したコビトたちは、今日もトコビト星で日
常を送る。
これは彼ら彼女らの日常を描いた、ちょっと良い話である。
この作品は「https://note.com/temptale/n/nb36d6c4a5608」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 10:00:00
371文字
会話率:0%
六波羅探題映画研究会は『ホンモノ』に拘る。CGや特撮に頼らない『ホンモノ』の映画を撮ることに情熱を注ぐ。それがたとえ世界の陰謀と戦う巨大ロボットのアクションムービーであろうと、どこか遠い星の宇宙人とのハートフルムービーであろうと、時空を行
き来するタイムトラベルムービーであろうと。
そんなサークルの新歓コンパに参加した翌日。新入生の伊丹八代はサークルボックスにいた先輩の五式御殿京太郎から頼み事受ける。その頼み事とは、タイムマシンで昨日の新歓コンパに戻り、とある女の子の連絡先を手に入れることだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-08 21:07:33
1313文字
会話率:36%