「我が名は蒼き炎のプリンス!! この世界へ切込隊長としてやってきた!! 覚悟してもらおう、深淵を覗くときまたお前も深淵を覗いている!!」
ここに詰まっているのは、ただひたすらに愚かしいくらいに眩い青春。
「待って、貴方様の放った特大ブ
ーメランがこちらに向かっていましてよ!!」
「それが透明と思えば透明だ!」
グサッ
「刺さって、ない?!?!」
もとより、それは勇者ではいるはずがなかった。
幾つになっても幼児、幾つでも大人。
寓話から読み解けるのはーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 16:23:27
2332文字
会話率:4%