恋愛経験ゼロなのに、いつの間にか校内中で「恋愛マスター」として有名になってしまっていた。
そして恋愛相談に来る生徒が次々に。
俺だってそんな青春を送りたいのにッ!
こうなったら崩壊・破滅狙いでひどいアドバイスをしてやる!
のはずがどう
してか毎回成功してしまうのであった。なんでだよ。
更には助手志望の美少女まで現れて……。
何故か異常なまでの慕い方にちょっとドキッとしてしまったり?
何故か無条件で慕ってくる無口な美少女助手と、訪れる恋愛相談を破滅へ導こうとする主人公の、凸凹コンビが繰り広げる歪んだラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 21:24:09
346702文字
会話率:38%
山瀬裕一郎は、小さい頃から母方に田の手伝いをしていた。自分の家が専業農家ではないので、簡単な遊びを兼ねた手伝いである。
山の中にある、そこは釣りができ、山遊びができる裕一郎にとっては格好の遊び場でもあった。
ある時、釣りをしていた裕一
郎の側に同い年くらいの女の子が声をかけてきた。ちょっと振り向いて話をしていたが、魚がエサに食いついて夢中になっている間に、その子は消えた。そう消えたのだった。
それから四年後、裕一郎は長陽高校に入学したが、入学してから二か月後、うっすらと記憶の残る顔が、学内にいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 17:39:03
6795文字
会話率:45%