俺の人生は毎日が平凡だった。平凡だったが、退屈だと思った事はない。このまま、平凡に俺の人生は過ぎていくんだと思っていた。それで良いと思ってた。それが良いと思ってた。しかし、その願いはあるとき簡単に崩れ去っていくこととなる。ある、一人の人物に
よって。―――いや、それは正しくはない。何故なら、その人物は―――それは人間では無いからだ。―――その生物の正体は……。―――ねぇ、貴方は知っていますか?
―――この奇妙な都市伝説を―――。男子高校生の周りで繰り広げられる、少し奇妙なファンタジーコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-11 19:12:20
67054文字
会話率:39%