「初めはこの世界にふたりでいる奇跡を感じるはず。けれどそれは運命だと次第に分かるの。そして約束の日には、ふたりで誓いを果たそうとする……」
ある日、恋人に起こされて私が目覚めると、世界は終わりを迎えていた。
なぜこんな所にふたりきりな
のか?
これからどうすればいいのか?
何も分からない中、恋人の様子もおかしくて……
ヒロインは、自分の中に残る彼への愛情だけを信じて貫き通します。
たとえ悲しい結末が待ち受けていても。
設定はライトなSFですが、コールドスリープ以外にSF的な単語は出てきません。
主軸は恋愛です。
どなたでも、ふたりの胸を掻きむしられるような切ない悲恋に、どっぷりはまれると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 07:02:32
6954文字
会話率:30%