霖(りん)がいつも通り遊んだ後、帰路についた。
さっきまで夕陽に煌々と照らされていたのに、気づけば辺りはどんよりと暗くなっていた。よく見ると、
暗くなっているのは私の周りのみだった。
早く家に帰りたいのに、それ以上に帰りたくない気持ちが
尾を引いて、うまく前に進めない。
やっと後半分といったところで、頭上に黒い雲があることに気がついた。身体三つ分程の黒い雲が…
何故なのか、何なのかわからないまま、ただ先に進んでいく。
この記憶が完全に薄れていく前に。自分の名前さえも忘れる前に。全てが理解できるうちに。真実を知りたい。
そんな気持ちで霖(主人公)が謎の現象から逃げながら進んでいく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 16:01:10
1295文字
会話率:0%
突然渡された誕生日プレゼント。その花は見たことがなくて筒型の花を咲かせている。何か意味あるのかな…?
最終更新:2007-01-17 10:39:31
1361文字
会話率:18%