前に投稿した『将棋しようぜっ!』の続編です。将棋はいいですね、リリンの生んだ文化の極みです。なお、あらずじはおちゃらけてますが本編はお遊びなしのマジメです。ネタがあと1つなので短編投稿にしてみました。楽しんで書いたので頑張って読んでください
系ですので、ご笑覧くだされば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 07:39:05
1492文字
会話率:17%
少女は土牢の中で終末の神夢をみる。そこでは神々が災厄によって死に絶えている。虚空の玉座にもたれる鴉のような魔術師に世界霊達が救いを求めていた。彼は取り合わず、彼女をみつめるかのようにいう。「リュティーよ、リテュエルセス。半妖半魔の相反する血
を合わせし娘。汝は扉にして我は鍵なり。我を呼べ、我らが約定の時ぞ」
/少女は、混沌の指輪の封印を解くため、水魔王によって生み出された、半妖精半妖魔の混血だった。彼女は寺院に拾われて育つが、決して馴れることのない獣のようだった。孤独から召喚した魔物を幼なじみにしていたが、欺かれて女神像に隠されている指輪の封印を解いてしまう。水魔王は役目を終えた彼女を処分しようと寺院に焼き打ちをかけた。魔物の軍に追いつめられた彼女は「鴉」を神降ろしする。
/気がつくと魔術師に寝かされていた。彼は彼女を小仙女(リュティー)と呼ぶ。彼女は「恩は必ず返し、怨みは必ずはらす」と誓い、「何にも従わない、何にも騙されない、何にも頼らない力がほしい」と願う。魔術師は告げる、「四つの秘法と三つの神宝を手に入れろ。そうすれば水魔王から指輪を取り戻し、世界を救いも滅ぼしも出来る。その過程でお前は九度死し、九度甦るだろう」それを求めて彼女は旅立つ。魔術師は鴉の姿をとった使い魔として彼女を助け、夜は人の姿で師として導くことを約する。
/旅の途中、盗賊達の陵辱から傭兵によって救われ同行する。彼は故郷にいる病気の妹のため傭兵として稼いでいた。“青銅の大鷲シグルム”という通り名は彼の身に着ける呪われた鎧に由来する。彼女は占術から妹の身の異変をしって彼に帰郷をうながす。妹は邪な呪術師に誑かされた村人達によって生贄にされていた。彼らはそれを隠して傭兵を騙し討ちし、鎧の呪いために狂戦士となった傭兵が村人をすべて殺戮する。彼女は残された赤子を庇って身を投げ出し――。
/こちらから転載 http://ameblo.jp/yumemiruhiruko/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-11 10:00:00
29097文字
会話率:23%
気難しい画家先生のモデルを務めるミッシェルは、淋しそうな人を見かけるとほっておけない。
その性格のおかげで今までに何人もの恋人を作ってきたが、男運は最悪。
痴話喧嘩に巻き込まれて顔にけがをした彼は、モデルの代わりに家政婦替わりをすることに。
画家先生の生活に踏み込むことになったミッシェルは、口の悪い彼の淋しげな一面を見てしまう。
先生を少しでも明るい気持ちにしたいとけなげに頑張るうちに、次第に惹かれあっていく二人。
しかし、画家先生には大きな秘密を抱えていた。
その秘密のせいで2人の心はすれ違い、ミッシェルは絶望の淵に追い込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-01 23:00:00
102199文字
会話率:50%