とある島国での話。
共に孤独な、人と妖狸を親に持つ小娘と、人と妖狐を親に持つ小僧が結託し、天下一の力を得るため千年の年経た大妖と戦う話。
最終更新:2019-06-10 02:16:07
31590文字
会話率:38%
小さな頃、新井鈴菜は、よく近所のガキ大将に嫌なちょっかいを出されていた。
しかし、彼女がちょっかいを出されているときに必ず現れる正義の味方がいた。それは、狐のお面をつけた小柄な少年。
鈴菜は彼を「おきつねヒーロー」と呼んだ―――。
二人の出逢いから八年の時を経て、物語はゆっくりと始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-17 21:13:26
13187文字
会話率:55%