お馴染みの八ツあん熊さんが昔ふうの貧乏長屋でくり広げる与太話です
(同じようなのツイッターに投稿)
最終更新:2021-12-13 01:52:07
790文字
会話率:96%
江戸は北町奉行の遠山の金さんの名裁断。
桜吹雪の刺青をお白洲で披露して悪人を懲らしめるだけが遠山の金さんではなかった。
待合茶屋を営む吉兵衛が殺された。殺したのは遊女のお喜代。お喜代は二年前に吉兵衛の留守中に間男したということで離縁
された上、遊郭に売られていた。
逆恨みで前の亭主を殺したのであれば死罪は免れない。
調べが進むと、お喜代の人となりが分かってくる。亭主を立てて控えめ、一途に思う芯の強さ。彼女を悪くいう者はいなかった。逆に、殺された吉兵衛は良く言う者がいないほどの評判の悪さ。更にその悪行も明るみに。
果たして、遠山の金さんは、お喜代にどのような裁断を降すのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-17 18:53:57
23248文字
会話率:57%
雪が薄く積もる、お白洲。
南町奉行所の壇上、大岡越前守忠相が白洲に座る二人の女を見すえる。
「お雪、お風の両名に申しつける。その方たち、子の腕を持って引き合うがいい。して、己に引き寄せた方を実母といたす」
最終更新:2016-10-14 05:12:13
1030文字
会話率:18%