核家族の増加、独りっ子の増加、片親の増加……女性の社会進出と時代の流れを経て、今それらは少子化と共に国の抱える問題の一つである。そんな世の中を改善する為の対策を兼ねた試験区域が設置された――『団欒地区』そしてその中心部に造られた学園――『茶
の間学園』家族に異常なまでの憧れを抱いていた起田麻妃は、晴れて『茶の間学園』に進学することになった。そこは家族愛を校訓にかかげるほどの変わった学校で……? 青春を謳歌するはずの高校生活で最初に得たのは――彼女じゃなくて妹!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-06 19:11:42
118192文字
会話率:43%