いつもと同じ景色。いつもと同じ時間。
自転車を漕ぐスピードも、私を置き去りにする景色も、何も変わらない。なぞって繰り返すだけの毎日。
だけど「つまらない」なんて零した私は、何も変わらないと思っていた毎日の中に、絶対に同じものなんて一つ
もないものが私の真上に広がっていることを知らなかっただけなんだ。
永遠に残しておきたいものはいつだって私の心の中だけにある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 12:57:38
2250文字
会話率:28%
神様が暮らしている場所『神界』にいる二人の男、峡夜と空羅と犬の蕨は変わりない日々を過ごしていた。
いつもと同じ空、いつもと同じ景色、仕事も勉強も何も無いーーそんな世界に飽きた峡夜は人間界に行きたいと言ってしまう。
空羅もその提案に乗り気にな
ってしまいーーー
色々訳アリな空羅を連れて、人間界で暮らせるのか?
しっかり者の峡夜と、天然でのんびりしている空羅のほのぼのな会話にも注目です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 16:16:56
13270文字
会話率:57%
「おはよう」
午前五時を知らせるアラームが鳴る。
『博士、おはようございます。今日も良い天気ですね。』
声が聞こえる。
「どうしようもなく綺麗な薄茶色にくすんだ空だ。見慣れたものだよ」
『そうですか? 私には昨日と違って見えます。』
「
君だからそう判断するんだよ。私とは違う」
『そうですね、違います。』
いつもと同じ景色だ。何も変わらない心地よい空間。ただ一つ違うのは、実験の終了を示す赤く点滅しているランプのみ。
そうして今日が始まるのである。
予告なく消す場合があります。ご了承ください。
前作の『ある森の中で』と若干世界観がかぶります。私の趣味でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-15 02:51:49
4203文字
会話率:72%
いつもと同じ朝。けれど、なんとなく違う。そんな気がしてならない。見た目は変わらないのに、妙な違和感があるのだ。
最終更新:2014-10-05 00:09:24
1911文字
会話率:18%