僕にとって、この世界は退屈に満ちていた。
少なくとも、彼女に出会うまでは。
彼に会ってから、私の世界はまったく別のものに変わった。
*このお話に登場する主人公は、広範性発達障害と呼ばれるようなタイプの人です。
しかも、一般よりもだい
ぶ知的に高いタイプの為、他人の感情に物凄く疎いです。(というのか、関心そのものがありません)ですが知的に長けているので、大方の人間とはそもそもぶつかりません。何故なら、無視して通り過ぎるからです。
そんな彼が、無視するには手ごわすぎる相手=婚約者に出会ったのがきっかけで、徐々に他人に関心が芽生え、人としての感情が徐々に深まっていく様を描いたお話です。(たぶん・・・)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 07:00:00
63684文字
会話率:14%