平成の後半。ガラケーからスマホに移り変わり、ラノベやアニメが急に盛んになったあの頃とは逆に、大学生活は寂しさを感じていた。
刺激を感じれずただ流される日々を過ごしていたとき、図書館からある不思議な女性と出会う。
幾何学的な模様のある
卵形の巨大なカプセルから現れたのは、水色の髪を持つマネキンのように整った容姿をした少女。イレブンと名乗る記憶の無い少女は、手を振るだけで物を動かしたり光らせたり、バリアやテレポートらしき不思議な力を持っていた。
そして、そこからラノベやアニメのような土岐 武(とき かける)の冒険が始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 19:29:15
20974文字
会話率:53%
僕は、中学の頃に四回振られた。そこから思ったんだ。僕はただ恋した気分になってただけなんだって。
それから俺は変わった。勉強も運動も見た目も努力で変化させて成長した。今ならわかる恋に恋した思春期だったことを。
そしてある日から、中学
の頃に少年を振った筈の人たちが現れ出して少年に惚れてしまう。
だが、もう少年は喜ばない。なぜなら中学の頃とは、違うのだから⋯⋯。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-11 06:00:39
3840文字
会話率:53%