僕には夢がある。
それは崇高な使命であり、どれだけ苦汁を舐めようが、どれだけの恥辱を味わおうが達成すべき目標である。
妹と一線を超える――
それが僕の唯一無二の夢なのだ。
ただ、一つ問題があった。僕には妹がいなかった。
そ
のため、やむを得ず僕の妹に相応しそうな女の子を勝手に妹にして、問題を解決しようとしたのだけれど、中々上手くいかずに悶々とした日々を送っていた。
そして夢半ばに、不幸な事故に見舞われて命を落としてしまった。
しかし、次に目が覚めると、なんと異世界へと転生していた。
今度こそは前世では叶えられなかった夢を叶えるため、僕は動き出したのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 20:00:00
231811文字
会話率:29%
PCの前にいたら、突然神に呼び出され、異世界を救うことになった長道 聖夜(ながみち せいや)。ゲームでエンディングを回収することが好きな彼は、神からエンディング回収と実績回収という2つの能力を与えられ、死に戻りをしながら世界を救う道を歩む。
まず最初に王を殺そうとして、殺す前に逆に殺されてしまったり、自分から部屋を飛び降りて落下死したり。色々な方法で、エンディングを回収していく。幾つかエンディングを回収した彼は、やっと世界のために働く気になり、聖剣を抜いて王に路銀などを求める。が、じつは王は超がつくほどの守銭奴。金を求めた聖夜は、兵士たちによって城から追い出され、無一文のまま生活をすることに。路頭にくれていると、そこで1人の女性、セプティアと出会う。出会ったときこそ殺されたものの、少しずつ仲良くなっていき、2人で四天王を1人倒すことまでしてしまう。だが、2人の出来ることはそこまで。じつは、倒した四天王の近くに、もう1人四天王がいて、何度死に戻りをしてもその四天王に勝利することが出来ない。聖夜はしばらく悩んだあと、潔く諦めて新しくまた冒険を始める。今度は王と上手く交渉して、王女を仲間に引き入れることになった。感情をほとんど示さない王女キューミャと、少しずつ距離を縮めていきつつ、幾つか町を移動していく。そうしていると、ゾンビが大量発生しているという異常な現象に遭遇。原因を考えつつ聖夜たちが行動していると、あるとき彼らの前に1人の少女が現れた。彼女となんだかんだで戦うことになり、何度も死に戻りしていると、とある事実に気付く。それは、彼女も四天王であるということ。聖夜は、苦戦しつつも、最後はキャーミャを盾にするという非道な方法で四天王に勝利するが、結局ゾンビとなったキャーミャに首を噛まれて死んでしまう。それでも。四天王に勝利したという事実は変わらず、聖夜は自信あふれる表情で、今度はキャーミャと共に勝利するために、また少女との戦いを再開するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 13:04:58
78643文字
会話率:30%