ある高名な錬金術師がいた。
ある日彼は死んだ。
ある日、彼は目覚めた。
彼は自身の記憶、自身を錬金術師として足らしめているそれが欠けていることに気付く。
そして彼は、それらを埋める欠片を収集する旅へと出掛けた。
全てを集めるという目的を
達した彼は――――
※10万字から20万字位の長編にするか迷いつつ、短編のこういう形式で書いてみました。
※この話は、誰視点でしょうか? 何かに残されたものか、リアルタイムか? という謎を込めてみました。だから、ある意味推理物でもあります。
※感想や予想など、教えて頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-25 22:07:20
5101文字
会話率:7%