某国、某地方の町外れに、その図書館は建っている。
活字狂いの女性司書、わけありの色男に、天然美少女、放浪癖のある館長。変わり者ぞろいの職員が揃うその図書館は、子供から老人まで、貴賎を問わず、身分を問わず、最終的には人間に限らない利用者で、今
日も今日とて賑やかだ。そんな図書館の、一風変わった日常の物語。
※序章は短編「図書館とこびと」の改訂です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-06 20:21:53
3538文字
会話率:31%
ノイゼス大陸で最も小さく弱い国、ラヴィーナ。その王都クラインリートで暮らすエヴェリンが勤めている王立図書館には、毎週必ず古書を一冊借りていく騎士の少年がいる。王立図書館の利用者とその受付。ただそれだけだったはずなのに。貴方は騎士以外の姿をな
ぜ見せてはくれないの?――――異世界純愛ファンタジーですが、ファンタジー要素は皆無です。「青銀の闇 黄金の夜明け」の数年前の物語です。物語は独立していますので、そちらを読んでいない方でも問題なくお読み頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-10 00:14:20
25240文字
会話率:35%