髪の色 小説家になろう　作者検索

しとしとと降り出した雨は僕の黒髪の色を漆黒へ変化を齎す。僕は軽く分厚い雲に覆われた天を軽く睨み近くにあるトンネルへと姿を「消した」。これは、僕が体験した少し不思議な話。

この世界では白い髪を持った人は呪われている・・・という妙な言い伝えがある。年をとって髪の色が抜けたのではない、最初から白い髪。そんな言い伝えのある中で懸命に生きる少年がいた・・・。

属性を体現する髪の色にしてはありえない灰色をもつ主人公。自分と同じ色の髪を持つ少女と出会って青年は大きく変わる。「選択して。闇か光か。私達にはそれしか生きる術がないのだから」

水無瀬月、16歳。容姿淡麗、運動神経抜群、頭脳明晰、髪の色は黒すぎて蒼くみえるくらい真っ黒だ。性格もいい。まさに完璧な男だ。そんな主人公の日常の崩壊、非日常の始まりの話

青い髪の色をした四色海。人との関わりを嫌い、フリークライミングだけが生き甲斐の主人公が、赤い女の子に出会い、二人の親友に支えられてどう変わって行くのか？新人ですけど、応援してくれたらありがたいです。