少し前の事です。
花が好きな少女がいました。
彼女の名は花音です。
花音は、毎日花を見て育ちました。
そして、花のような優しく可愛らしい娘になりました。
花音は学校には行きませんでした。
森の奥にある、大きな家でただ花を見ていま
した。
花音に家族はいません。
お母さんは病気で、お父さんは殺されて死にました。
けれど花音は、頑張りました。
花音はあまり喋りませんでした。
たった一人の友達、未来と喋るだけで、あとは無口でした。
そんな花音はある日、大好きな自分の庭でスノードロップという花を見つけました。
(可愛い花ですね…)
と花音は思いました。
そして花に触れました。
すると視界が曲がり、世界が反転しました。
「きゃっ…」
花音は気持ち悪くて、庭に倒れ込んでしまいました。
それから何時間が過ぎたでしょう。
花音を呼ぶ声がします。
「花音?花音!!」
未来でした。
「未来…」
花音が言うと、未来は嬉しそうに笑いました。
未来は学校に通っています。
未来はとても優しくて美人です。
未来は花音の友達です。
だから、花音は未来を大切にします。
花音も未来の友達です。
だから、未来も花音を大切にします。
「未来…どうかしましたか?」
花音が尋ねると未来は、苦笑いしながら、 「私の友達…会ってみない?」 と言いました。
「はい?」
花音の顔が、緊張しはじめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-01 13:15:08
469文字
会話率:62%
羊とスノードロップと月と分裂。
最終更新:2014-06-11 15:54:28
230文字
会話率:0%
一人の少女は、好きな人に告白できずにいた。
最終更新:2014-05-06 22:09:20
1690文字
会話率:16%
「誰か、誰か私の声を聞いて」
居場所のない中学生、弓削雪奈の物語。
最終更新:2014-03-26 00:11:06
964文字
会話率:16%
花言葉っていいですよね。この作品は花言葉をテーマとした近未来SFのお話です。天空都市と地上都市に分かれている世界で魔法を使うものがいる天空、魔法を使わずに平和に暮らす地上都市。ここに一人の少女が世界を変える。
キーワード:
最終更新:2014-03-11 19:40:50
839文字
会話率:0%
一日過ぎちゃいましたが(u_u)笑
大切な友達の誕生日を祝って作りました(^_^)
喜んで貰えるでしょうか?(ノ_<)笑
最終更新:2013-02-03 00:47:34
252文字
会話率:29%
彼女いない歴十七年、平凡な男子高校生の祐樹。両親がいない冬休みのある日の朝、拾ってしまったのは一人の女の子で・・・。
恋愛系です。(多分)
そこまで甘々ではないです。
ほんわかを目指しました。
最終更新:2012-07-10 20:24:52
28478文字
会話率:43%
塔に閉じ込められた少女に、あの男はプレゼントを贈る。
けれど、少女はあの男の存在を無視し、プレゼントを捨てる。
だって、この世で一番にくい存在なのだから――。
そんな少女がたった一度だけ受け取ったプレゼント。
そして見つけた白い花。
最終更新:2012-03-29 13:50:33
3089文字
会話率:10%
ごめんね。
君を残して逝ってしまう僕を許して。
でもね。
君の好きなたくさんのスノードロップが、
いつでも見守っているから……。
≪あなたには自分の命よりも大切な人はいますか≫
≪自分がその人を残して逝かなければならない時、
あなたは何をしますか≫
≪あなたは、愛する人に何を残してあげますか?≫
●切ないお話がとにかく書きたくて。
そんなに長編ではないので、気軽に読めると思います。
●もともとは4年ほど前に書いた作品です。若干の手直しはしましたが、作風がいささか拙いです。ご容赦くださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-18 15:45:05
15983文字
会話率:20%
初めましてで、旅を終えよう。気付いたなら、踏み出せるよ。小さな芽は、きっと芽吹くから――
最終更新:2012-02-06 22:58:43
2371文字
会話率:2%
全てを無くした少年は、その日、一欠片の雪が小さな花になるところを見た――
最終更新:2011-12-21 00:37:37
2112文字
会話率:0%
真の飼い猫“スノー”は、ある日、真に捨てられてしまう。スノーは金髪の女性によって人間になるのだが…
最終更新:2006-10-18 22:09:20
4349文字
会話率:31%
アジディック社長岩国神奈が、彼氏赤星拓真とのスキーツアーを計画。ひょんな事から総勢十五名もの大ツアーに。二週間の日程の八日目から猛吹雪に。山荘スノードロップに十五人が取り残される。その夜神奈のコテージから生首発見。胴体は密室状態の主のコテー
ジから発見される。いたずらに時が過ぎその間に被害者の数は9名に。最後は、犯人ジャッジメントが遺書を残して首を吊ったという結末に疑問を持ったルポライターが書いたドキュメンタリーを手掛かりに事件を捜査した四人の探偵が再び捜査に乗り出す。描かれたヒントを元に探偵達が辿り着いた犯人との激しいディスカッションの末逮捕までこぎ着ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2004-05-01 11:49:57
1845文字
会話率:14%