一人一人が積み重なってモンスターに化けたとき。
最終更新:2014-06-06 23:59:20
287文字
会話率:0%
ここは能力者と無能力者が共存している世界…
そしてこの世界では魔人と呼ばれるものがいた。
魔人とは元は人間だった。
ある1人の人間が力を求めすぎたために悪魔との契約を結ぼうとした。
しかし、契約は失敗…その人間は肉体も精神も悪魔に乗っ取
られてしまった。
これが一番最初の魔人である。
悪魔とは元は影の存在…人間の黒い心の中に住まう者であり、本来自分の肉体を持つ者ではない。
しかし肉体を手に入れた悪魔は爆発的な力を得てこの世を支配し始めた。
魔人の力は能力者よりはるかに上回る力で、自分に反論する者を能力の有無関わらず、片っ端から殺していった。
これにより、日々人間達の恐怖という負の感情が積み重なっていき、1人…また1人と次々に悪魔に精神と肉体を乗っ取られ、魔人となる者が次々と現れた。
これにより、全世界の人口の3割は魔人となってしまった。
しかし、そこに1人のある能力を持った青年が現れた。
彼は狂気に満ちた顔で悪魔達をどんどん殲滅していった。
その容姿から人々は悪魔に敵意を向ける悪魔なのではないかと思い始めた。
それは間違いではなかった。
ただ正解とも言えないものである。なぜなら彼は完全な魔人なのではなく、一時的に悪魔に肉体と半分の精神を渡したからだ。
正しくは、一定の時間内で肉体と精神を悪魔に渡すかわりに自分の強い信念だけはその悪魔に引き継がせるというものだった。
彼の能力とはそういう能力であった。
そしてその強い信念とは無論、悪魔の殲滅である。
悪魔は元は心の中に居るものである。
だからその信念の強さが魔人の強さに比例する。
その青年の信念はよほどものだったのであろう…どんな魔人も寄せ付けず圧倒的な力で全ての魔人を滅ぼした。
いや正しくは1人を除いてだが…
魔人の強い信念は悪魔を殲滅すること、つまり自分も含まれるのである。
自分以外の悪魔を全て殺した魔人は元の人間には戻らず最後に自らの腹に刀を突き刺し命を経った。
これ以降、魔人は1人も現れず平和な時を過ごして約1000年の時が経った・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-08 17:48:16
7968文字
会話率:83%
この冬、ゆっくりと降り積もる雪のように、ゆっくりと流れ積み重なってゆく二人の時間。
最終更新:2013-12-25 21:59:38
1190文字
会話率:34%
良くも悪くも平凡としか表現のできない男が転生する。
女の子に、しかも、身分は奴隷。
彼女は思う。
「生まれつき持っていた魔術の才能が露見すれば、戦場に放り込まれるんじゃないか?」
そして、彼女は考える。
「どうにか誤魔化す手段はないものか」
いつ魔術の才能がバレるかと戦々恐々として過ごす日々の内に、『やらかしてしまった痕跡』が少しずつ積み重なっていく。
積みあがったそれは彼女と、その周囲に如何なる影響を与えるだろうか? 果たして彼女は戦場に出ることなく平穏な日々を享受できるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-06 23:57:08
91492文字
会話率:35%
青空を知らないお姫様。憧れは積み重なって今にも天へと届きそう。憧れを夢では終わらせない。その願い、叶えてみせましょう。
最終更新:2011-04-19 19:38:03
5662文字
会話率:31%
小さくて、純粋な子供達が主人公の、愛情がいっぱい積み重なって行くお話です。
最終更新:2011-02-04 13:40:31
691文字
会話率:98%
季節が巡るたびに思い出が積み重なって、何かが薄れていってしまう。それでも、前を向いて。きっと歩いていける。優しい思い出は思い出だから、変わる世界で色褪せようとも、思い出は確かに自分の中で息づいている。だから、前を向いて。きっとその優しさと暖
かが、支えてくれるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-14 01:57:53
282文字
会話率:0%
殺し屋とその周りのお話。
殺し屋アルバートの周りでは複雑な関係が積み重なっていた。
巡る世界の中でたどり着いた答えとは?
最終更新:2010-06-14 21:13:52
978文字
会話率:0%