当たり前と思っていたことが、当たり前でない世界が存在する。
柊 ショウは、ごく普通の中学生。この日、ショウは剣道の試合に遅れてしまうと焦っていた。駅の階段で足を踏み外し、下へ真っ逆さまに。
気がつけば、彼は牢獄の中にいた……!
訳も分から
ず叫ぶショウの前に現れたのは、中世ヨーロッパを彷彿とさせる女兵士だった。異世界にやってきたことを知ったショウは、この世界の悲しい歴史の渦に巻き込まれていく。そこは、女が男を支配する世界――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-04 15:24:42
154081文字
会話率:44%
慧人の母であるヤワルジャ大佐は、この基地をつくったキャプテンとして部下に基地の爆破を命じ、兵士全員の基地外への脱出を命じていた。そうしてネフドスに心話で降伏を命じたが、かれは聞き入れず、ふとした弾みでコンベア式のエレベーターに挟まれて死ぬ。
ネフドスの部下との激しい戦いで、サレムもクーガーも亡くした二人が母の心話による忠告に従って弾道ビークルに乗って地上に出ると、そこには数千にも及ぼうというヤワルジャ大佐の女兵士たちが待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-07 23:10:42
2959文字
会話率:62%
だが、そこには敵陣の最右翼ともいうべき軍人ネフドスがいた。かれに連行されて敵地の心理分析装置にかけられた慧人は、敵軍の大尉メドレーエフに自分の父母が生きており、敵側の重要ポストに就いていたことを知らされる。母はメガロバイオシェルターのパイオ
ニアとして、父はその脳髄をバイオコンピュータにつながれた存在として生きていたのだった。用済みとして殺されそうになった慧人は、母の卵子をメインとした《ホームウーム》から生まれた女兵士サレムに助けられ、ネフドスを人質に要塞からの脱出を図るが、失敗。サレムとふたりで要塞を逃げ回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-07 23:06:22
44188文字
会話率:59%