「いったいそりゃいつの話だい。確かに昔は、お客さんが言うとおりの美しい都を誇る国だったよ。だけどそれも、俺達が愚かだったせいで全部失ってしまった。百貫姫と一緒にな」
痩せて、顔色も悪い店主は、疲れに耐えかねたように傍らの椅子に腰を落とす。
「なんだい、詳しく聞きたいってか? 仕方ねぇな。愉快な話って訳じゃないが、足りない飯の代わりに教えてやるよ。昔、この国には百貫姫と呼ばれるお姫様がいたのさ」
目方にして百貫、ぶくぶくと肥え太ったみっともないお姫さま。夢のように美しい都にある、ピカピカに磨かれた城。痩せて貧しい小国の王子さま。
それぞれを語る、とある大陸の三つのお伽噺。
アルファポリス第6回絵本童話大賞最終候補作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-08 12:07:50
14668文字
会話率:12%
現実を上手く生きられない少年や少女たちが集う「コドモタチノヨル」。 そこに通う物語を書く事を慰めとする少年が、少女と約束を果たすために奮闘するものの、少女は突然に命を落としてしまって。
みっともない足掻きと思いながら、少年は少女の死を納得で
きるものにしようとするが…。
みたいな、物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-11 19:00:00
60137文字
会話率:21%
僕の少年時代は、こんなだった。自分を醒めた大人だと思い込んでいた、あの頃。思い返すと滑稽で、あからさまにみっともない日々、僕は自分が子供であることすら知らなかったんだ。思春期の日常スケッチです。
タイトル、後で変えると思います。途中で改稿
もあるかと思います。ゴメンナサイ、先に謝っときます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-19 23:24:46
9806文字
会話率:47%
「藤野?」
閉店間際のスーパー、油断しまくりの格好で買い物していた私は、思いがけず声をかけられる。
スーツ姿の男性は、なんと初恋の初彼。
みっともない自分に焦る私だったが、なぜか家まで送られることになってしまい…。
最終更新:2011-11-05 14:35:34
5342文字
会話率:30%
「何これ?」
真美子は見つけた、彼氏の徹也の腹から一本だけひょろりと生えていた長い毛を。
「何か、みっともないね。切っちゃおうか?」
「でも、切ると太くなるって言うしな~」
「じゃあ、抜こうよ」
そう言って真美子は自分の部屋にあった毛抜き
を取り出す。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2009-11-14 19:39:52
2510文字
会話率:68%
サヨナラ愛の続編みっともない障害者の女です。ヤルセナイ気持ちになりたい方はぜひどうぞ。badエンドです。
最終更新:2009-06-30 14:26:49
7058文字
会話率:33%
今、私はみっともない。恋愛に振り回されるなんて。
最終更新:2006-10-17 07:43:55
575文字
会話率:3%