とあるとんでもなく暑い夏の日々を過ごす大学生たちの午後。
現在の気温は37℃を超えている。
午前中に冷えたミネラルウォーターはすでに飲みきってしまった。
友達のバニラアイスをうっかり食べ過ぎてしまった渡村篤郎(わたむらあつろ
う)はアイスを弁償するべく昼下がりの炎天下の中、最寄りのコンビニにアイスを買いに行くことになるが、色々とミスを重ねてしまいどんどん暑さに追い込まれていく。
冷たいものを欲している体。しかしこの部屋には自分の口に満足に運ばれてくるようなそれはもはや存在しない。
酷暑にフラフラし、力尽きかけていた篤郎を救ってくれたのは・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-14 05:52:39
18741文字
会話率:25%
ビール、チューハイに、麻婆豆腐。レンゲがとまらないぜっ。
最終更新:2015-01-29 21:23:14
1581文字
会話率:0%
田守優子は私の親友。自作自演のお題に基づくお話です。
最終更新:2014-11-29 17:24:03
196文字
会話率:25%
田守優子は独特な親友。沢木香穂里先生のお題に基づくお話です。
最終更新:2014-06-14 08:04:45
190文字
会話率:34%
「いったいそりゃいつの話だい。確かに昔は、お客さんが言うとおりの美しい都を誇る国だったよ。だけどそれも、俺達が愚かだったせいで全部失ってしまった。百貫姫と一緒にな」
痩せて、顔色も悪い店主は、疲れに耐えかねたように傍らの椅子に腰を落とす。
「なんだい、詳しく聞きたいってか? 仕方ねぇな。愉快な話って訳じゃないが、足りない飯の代わりに教えてやるよ。昔、この国には百貫姫と呼ばれるお姫様がいたのさ」
目方にして百貫、ぶくぶくと肥え太ったみっともないお姫さま。夢のように美しい都にある、ピカピカに磨かれた城。痩せて貧しい小国の王子さま。
それぞれを語る、とある大陸の三つのお伽噺。
アルファポリス第6回絵本童話大賞最終候補作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-08 12:07:50
14668文字
会話率:12%
私、湊あすかは一見クールな女子高生。しかしクールなのには訳があった。
母親が私を妊娠しているとき、チョコレートを食べ過ぎたらしく私の体はその影響で時々溶けてしまうのだ。
大体その症状は、恋をすると出てくるようで好きな人と話すたびに溶けるも
んだから友人のマヨはヒヤヒヤなのだ。
本人は大変な目にあっているにも関わらず、今日も憧れの折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-02-28 18:44:52
40709文字
会話率:49%