Q:ただの凡人、いくらでもいるNPC、観衆の中の覚えられない一人、イレギュラー、平和馬鹿。僕、新月真白は普通の中学生にして語り部に選ばれました。平凡真人間が売りだというのに、突然魔法のうんたらが覚醒うんたらとか言われたり、大統領さんが「冷
やし中華はじめました」的なノリで魔法課程を単位に決めたり、傲慢な従者を連れた家政婦がやって来たり、果てには高校生でもない僕に『魔導郵便局』から就職内定が届いたりするから驚愕の連続。こういうのは異世界トリップとかのお約束じゃないの? え、違うの? 主人公は隣の美少女さんでよくね? つかそうさせろマジで。A:はい、喜び慎んで却下させていただきます。 長編・筆を捨てた中学生が、夢も希望も魔法で誤魔化しちゃう現代日本に物申しながら化物のつま先を踏んづけるお話です。設定上、首都がまた京都に戻っています。決して強奪された訳ではないのであしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-14 04:10:25
30007文字
会話率:40%
カメとのカケッコに負けたウサギは、屈辱的な生活を送っていた。ウサギは、カメの殺害計画を企てる。あらゆる計画を検討した結果、ウサギは服毒自殺に見せかけてカメを殺害しようと試みる。村の動物が噂していた山の麓に咲いている紫の花(トリカブト)を毒薬
に使用する。トリカブトを入れた野菜ジュースを持ってカメの家を訪れたウサギは、言葉巧みにカメに遺書を書かせる。遺書作成に成功し安心したウサギは、カメ特製の辛口カレーを味見し、喉が焼けるほどの痛みを感じる。水を求めるウサギにカメはウサギの持参した野菜ジュースを飲ませる。喉の痛みがおさまったウサギは、自分が飲んだのが、持参した野菜ジュースだと気付き気絶する。目覚めたウサギは、献身的に看病してくれたカメに対して、自分の罪を告白する。カメから山の麓に咲いている紫の花が(トリカブト)でないことを教えられたウサギは安堵する。そんなウサギにカメは、山の麓までのカケッコを申し込む。ウサギとカメは、山の麓を目指して走る。ウサギは真剣にゴールを目指し、あっけなくゴールする。観衆から称賛の声が聞こえる。しkし、ウサギの長い耳には聞けない。ウサギはじっと自分の走ってきた道を見つめている。数時間後、カメの姿が見えてくる。どこからかカメへの声援が聞こえてくる。応援の声に励まれ、カメはゴールインする。山の麓に拍手の音がこだまする。ウサギとカメは互いを讃え合うように抱き合った。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-06-22 22:06:17
5747文字
会話率:57%
王となった者の最後。大勢の観衆を前にして、彼はただひたすら人生の終わりに立ち、その運命を全うしようとしていた。
最終更新:2010-02-22 03:18:05
1442文字
会話率:20%