むかしむかし、あるところに少年がいました。
少年には親友と恋人がいました。
少年は少しの勇気と愛情をもった、朗らかな少年でした。
それはお祭りの日のことでした。
少年は女神様にあったのです。
女神様は言います。
「あなたに魔王になってほ
しいのです」
少年は困りました。魔王といえば、世の中を悪くさせる危険な人だったからです。
でも女神様は言います。
「魔王になってもらわないと、世界が滅んでしまうのです」
女神様が言うには、魔王がいたから人は戦うことを覚え、ものを作ることをし始めたのです。
そのために魔王はいないといけませんでした。
「僕が犠牲になるだけなら、僕は喜んで世界の糧になろう」
少年は、そのとき魔王様になりました。
でも、犠牲は少年だけではなかったのです。
事情をしった恋人と親友は、放っておけない、と自分たちも手伝うことにしました。
そして恋人と魔王様の間には子供たちが生まれ、誕生した魔王様の軍勢は人を倒していきました。
でも、どんなものにでも終わりは来ます。
親友が死んでしまい、恋人が死んでしまい、子供たちが死んでしまい、とうとう軍勢は魔王様一人だけになってしまいました。
そして、勇者がやってきました。勇者は絶滅しかけている人類を救うために生まれた救世主です。また、それに倒されるのは魔王様の運命でした。
勇者に倒される最中、魔王様は考えます。
「どうして僕は一人なのだろう。ただ僕はみんなのために犠牲になっただけなのに」
泣かなくてもいいのです魔王様。嘆かなくてもいいのです魔王様。
私たちはあなたの隣にいます。あの人はあなたのことを思っています。あなたには家族がいます。
「うれしいなぁ。みんなと一緒にいられるなんて」
魔王様はにっこりとほほ笑みました。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-14 23:00:00
22444文字
会話率:42%
ゴミと言われた僕たちの少しの勇気
つまらない大学生活にサヨナラしたい
楽しい方がいいじゃん?
最終更新:2012-12-31 06:37:22
1325文字
会話率:36%
とある小さな村で村長の跡取りとして育てられていた少年、ラマ。彼は十歳の誕生日に、夢の中で勇者に任命されてしまう。村を出ることを余儀なくされた彼は、その身と荷物とほんの少しの勇気を持って、勇者として生きていく――――。※殆どノリと勢いだけで書
いています。練られた文章が読みたい方は戻った方がいいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-30 00:00:00
107403文字
会話率:31%
山岸と前島は友達以上恋人未満な関係。ほんの少しの勇気さえあれば、大きく前進できるのに、その一歩が踏み出せない。ほのぼのラブストーリー
最終更新:2008-02-10 21:56:46
10888文字
会話率:43%
高校生の健太が同級生の佳奈に告白し、様々な葛藤を抱えながら成長していく恋愛小説。健太は面倒くさいことを今までさけてきていたが、担任に目を付けられ学級委員に。これがこれからいつも一緒にいることになる安達、菊池、三國との出会いを引き寄せた。
最終更新:2007-06-13 23:03:18
11680文字
会話率:35%