2005年、一つの爆発と共に一つの量子演算コンピュータが送られてきた。
それから10年、世界はその量子演算コンピュータにあらゆる国際問題など全て委ねていた。量子コンピュータの転送の爆発に巻き込まれながらも奇跡的に幼なじみ由美と生還した京一
は高校生となり、由美と共に普通の学生生活を行っていた。しかし、
由美が行方不明となり、大きく全てが崩れ出す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-30 22:05:12
254文字
会話率:0%
平成27年7月10日、首相官邸に謎の飛行物体が出現した。その中からあらわれた紫肌の女性は自らをルナブルーム星間王国女王のアウローラ・ルナブルームと名乗り、最後通牒を首相に手渡した。
1. 日本国は、ルナブルーム星間王国に対する一切の敵対
行為を行ってはならない。
2. 日本国は、その一切の統治権を完全にルナブルーム星間王国女王陛下に譲与すべし。
3. 日本国天皇陛下及び皇族の地位、並びに日本国国民の生命、身体、財産その他の諸権理は、保障される。
別に定める実施条約をして30日以内にこれらを受諾せざるときは、日本国は、消滅するであろう。敵対行為を行った場合も同様とする。
この宣戦布告の内容……大東亜戦争敗戦以来の未曾有の危機に、国中が戦慄する。臨時国会が召集され、衆参両院において宣戦布告書の内容の受諾,並びに実施条約の批准を含む全外交権限の内閣への委任を決定。日本国の歴史はこれで終焉を迎えたと国中、いや世界中の人々が確信した。
そのような確信とは裏腹に、ルナブルーム星間王国は、日本国の存続と制限付きの統治権を認める。そして、その国富を惜しみなく日本国に注ぎ込むとともに、戦後日本に溜まっていた澱みを祓っていく―
仮に地球の国際法を適用できるとすれば、ルナブルーム星間王国の行為は明らかに国際法違反であり、武力行使を受ける可能性もある……その他の様々な要素を考慮してもメリットとデメリットが吊り合わない。
にも関わらず、ルナブルーム星間王国が日本国に固執するのは、日本国の2000年以上に渡る悠久の歴史と女王自身に理由があった―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-14 03:00:00
949文字
会話率:7%
例えば、頭の中で考えた情報を、そっくりそのまま相手に伝えられるならば、言葉というものは必要ないのではないか。
ずべての人類がテレパシーで会話をするようになり、言葉による摩擦は消えた。国際問題、うつ病患者の増加。それらは解決された。
一方
で廃れたものはインターネットをはじめとする、旧式のWEBブラウザ。さらに言葉が不要になったことによる、人類の声帯の衰え。
昔の声楽によるCDやレコードは高額で取引されるようになった。
音楽などの聴覚の娯楽だけでなく、テレビなどの視覚媒体、味覚、触覚、嗅覚、五感で感じるすべての娯楽は、テレパシーという第六感で賄われるようになった。
ジョン・ドゥはハイスクールを出て、一流大学を入学、しかし、生活に馴染めず、欝になる。数々のメンタルクリニックをはしごするが、一向に良くならない。
いつものようにフラフラと街を歩いていると、寂れたメンタルクリニックを見つける。今時は珍しい、ネオンとベニヤを使った看板を掲げていた。(この時代の店の看板は空間上バーナーが主流だった)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-19 13:33:39
1176文字
会話率:70%
2xxx年。
この世は平和で、あふれている。
この世に戦争など存在しない。
悪という言葉は姿を消したのだから。
地球温暖化とかいう国際問題も今やその実態はどこを探しても見当たらない。
なぜなら、それは解決したから。
一度、地球は滅びた
。そして、再び美しい姿となり再生した。
違う所といえば、三倍くらい大きくなったところかな。
どうしてかって?
それは全て、…『セイル』のお陰なんだよ
2xxx年。
この平和な世界に住まう少女、果南一花はひょんなことから憧れであったセイルに出会う。
しかしそれは、この平和の裏に隠された悪との出会い。
知らない方が幸せだった、事実
一花は新たに、非日常を過ごしていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-05 09:46:07
4021文字
会話率:14%
【スーダン南スーダン国境紛争】
2012年4月に勃発した、スーダンと南スーダン国境間にあるヘグリグ油田の権益を巡っての一連の軍事行動を指す。
これのあるアビエイ地区はスーダン側にあるという合意で落ち着いていたが、南スーダンはこれを「ア
ビエイ地区には含まれない」として、地上部隊を送り武力侵攻を行った。
同年5月2に国連安保理は両国に和平協議を求める。
一時は占領した南スーダンの手にあったが、南スーダン軍は国連安保理の和平交渉にあっさりと応じ、10日後に自国領へと撤退した。
これはその裏で活躍した〝仮面舞踏者〟たちのちょっとした一幕のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-23 03:34:22
2155文字
会話率:39%
「花が咲く第一部 ~その時見た夢~」の続編です。 利沙は何処に連れて行かれて、今はどうしているのか。無事にいるのだろうか。それとも……。 登場人物は一部を除き変わっています。長さも「第一部」よりも短く、第一部の一章分位です。 「第一部」
を読んで頂いてからの方が分かりやすいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-03 18:39:11
85296文字
会話率:21%
不景気の今現在、欲に駆られうっかり異世界に就職してしまった私を笑うがいいさっ!雇用主は女神様。自分の失敗なら自分で何とかすればいいのに・・・。仕事内容は消滅してしまいそうな魔族の王国を立て直してあげてって。無理っすわ。当の魔王は臆病でヘタレ
だし戦火を生き残った(らしい)人たちも性格に難があるし。私にいたってはただの農業高校の三年生だし・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-30 22:58:09
14453文字
会話率:30%
プログラマになった僕は、あるプロジェクトでたくさんの中国人達と働く事になった…
最終更新:2012-03-04 12:32:19
7966文字
会話率:2%
顔が似ているというだけでお姫様の兄役として拾われた一人のストリートチルドレン。その青年は兄の影武者として教育を施されるが遅々として何も吸収できず、ストリート時代に培われた血気盛んな性格が様々な国際問題を引き起こす。そんな問題児をお姫様は無事
に兄の影武者として育て上げることができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-16 17:02:22
66086文字
会話率:60%
21世紀初頭に発見された新資源ユーフォニウム。大国アメリカは優れた工業力と高いUFO飛来率を背景に、この新資源の独占的供給体制を組み上げる。だが、米政権に近い企業がユーフォニウムの化学的合成に成功すると、捕UFO大国は一転して反捕UFOに立
場を変えた。ようやく黎明期を迎えた中後進国の捕UFO漁業は、ここに苦難の時代を迎えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-03 23:58:43
49581文字
会話率:51%
澄子は息子の誕生日に夫が帰ってこれない現状を嘆いていた
最終更新:2008-09-18 02:18:28
1110文字
会話率:28%