プロ野球球団廣島カープの外野手、大宗好男は自称・巨乳のプロである。いったいどういうプロなのかはともかく、自称なので仕方ない。それはそれとして、事件はペナントレース終盤、広島ピーススタジアムで行われている廣島カープ対帝都メッツ第十二回戦の九
回裏に発生した。この試合、優勝の行方にも順位争いにも関係ない消化試合であったが、観客はある選手のリリーフ登板を待っていた。メッツの新外国選手、女性救援投手の登場である。そして期待にこたえ登場する金髪巨乳の美人投手。打席には一発屋の大宗好男。今まで日本球界のスラッガーたちが餌食になったこのピッチャーに、大宗は巨乳のプロとして、野球のプロとして敢然と立ち向かう。胸を揺らし速球と高速スライダーを同じフォームで投げ分ける女性投手。コントロールも良く配球も絶妙だ。しかし、大宗は独自の視点でこれを看破し粘る。手に汗握る攻防にユニフォームのボタンを外していく女性投手。さらに見開かれる大宗の瞳。「けしからーーーーーーーん!」。フルスイングした打球は、青少年の夢を乗せた白球の行方はっ!——水潮島新司名義で他のブログに掲載した作品の転載です。青少年健全育成には微妙に配慮していますのでご安心ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-05 11:11:24
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会話率:17%
持病の腰痛の悪化により、野球部のユニフォームを脱ぐことになった和真。マネージャーとなった彼は、同じ部の幼なじみの美桜の不調が気になって……。中学の夏の一時を描いた、小さな物語。
最終更新:2011-11-04 22:23:43
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会話率:59%
私立ダイイチ野球中等学校――。そこは、ごく普通の中学校とはかなり、いや相当異なる学校だった。というのも、学校での全ての評価は野球によって行われ、授業内容もほとんどが野球に関することで占められている。加えて野球の評価が良ければ、給食のメニュー
さえ豪華になるほどだ。投手でよく抑える者、打者でよく打つ者には、ステーキ、寿司、高価なおやつ……。しかし逆を返せば、投手でパカパカ打たれてしまう者、野手でてんで打てない者に――米と味噌汁以外のメニューは存在しない。美味しい給食を食べたければ、練習。綺麗なユニフォームを着たければ、練習。僕はそんな学校に入学した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-11 23:53:03
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会話率:31%
せーの、スッポンポン、スッポンポン、スッポンポンなスッポンポン、スッポンポンたらスッポンポン、彼女は今日もスッポンポン、いつでもどこでもスッポンポン、キャッキャウフフでスッポンポン、見目麗しきスッポンポン、力一杯スッポンポン、何は無くともス
ッポンポン、純真無垢なスッポンポン、朝から晩までスッポンポン、春夏秋冬スッポンポン、あの手この手のスッポンポン、あっという間にスッポンポン、一生懸命スッポンポン、傷付き易いスッポンポン、肌も露わにスッポンポン、いつも元気なスッポンポン、どこから見てもスッポンポン、徹頭徹尾スッポンポン、終始一貫スッポンポン、裸一貫スッポンポン、嬉し恥しスッポンポン、なんだかとってもスッポンポン、一糸纏わぬスッポンポン、生まれた時からスッポンポン、人目を気にせずスッポンポン、大胆不敵なスッポンポン、着ている物を脱いでゆく、躊躇いながらも脱いでゆく、恥かしいけど脱いでゆく、誠心誠意脱いでゆく、心も体も脱いでゆく、上から下まで脱いでゆく、何から何まで脱いでゆく、それでもやっぱり脱いでゆく、裸、素裸、丸裸、脱いでも脱いでもまだ脱ぎ足りぬ、それでも彼女は脱いでゆく、脱いで脱いで脱ぎまくる、いくらなんでも脱ぎすぎだ!彼女は裸がユニフォーム、艶情する恋の炎が今日も妖しく天真爛漫な美肌を彩る。恋心丸出しの生肌娘が、見せます魅せます、どこまでも、今日も明日も明後日も、やっぱり彼女はスッポンポン、スッポンポンがスッポンポンでスッポンポンはスッポンポン!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-21 21:04:33
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桐生馨は、セーラー服のスカートをうっとうしく思いながらトイレへと急いでいた。さっさと尿意の我慢から開放されたい。やっと目の前までたどり着いたとき、後ろから声をかけられる。誰だ、と振り返ると、クラスメイトが立っていた。今の馨は、とある事情から
姿を見られたくなくて……?最後はちゃんとハッピーエンドです!某小説賞一次通過、二次落選の話。総ページ数=400字詰め原稿用紙換算で103枚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-01 22:36:32
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会話率:33%