中立を許せない少女たちの歯車。君たちは今日も、並んで歩いているね。可愛らしいと思う君たちが知らなくていいことがある。私だけが知っていればいいことがある。空回りの虚しさ。きっと夜のさよならに近い嘆き。一体、何をしているんだろうって、問いかける
のはきっと、違う。正解もなければ、応答もない。ただ回転だけが、アレばいいのにでもきっと……、それはまた夢の世界での、色の付いたベルの音かと。それはここに一つ、あるようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-29 20:00:34
180795文字
会話率:35%
大学入学を機に一人暮らしを始めた識信は、引越しの挨拶の時に隣室に住む御影と面識を持つ。それで終わると思っていたが、なんだかんだと関わりを持つようになって――…。 恋愛に興味のないニュートラルな識信と、性格の悪い御影の物語。
最終更新:2013-04-21 21:32:38
19037文字
会話率:56%
自分さえ良ければ常に良し。他人に興味を向けず、いつだって人は人の為に生きられない。そんな心の寂しい人々で溢れるこの日本。
山本潤(やまもとじゅん)は過去に親の虐待、同級生からの虐め等から完全に心を閉ざしていた。
ある日いつものように漫然とし
た人々を過ごす潤の前に一人の男が現れる。後にその男が潤の人生を大きく変えることになろうとは誰も気付かない。
もちろん君達も気付かないはず。
だってこれから読むのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-22 03:55:05
6496文字
会話率:36%
神族が住まう神界、魔族が住まう魔界、竜人族が住まう竜人界、妖人族が住まう妖人界、そして、人族が住まう人間界。
これら五つの世界の中心に位置する地区 グラン・ニュートラル。
その中にある、冒険者の育成を目的とした学校 界立アーベントイア。
幼
馴染みに悪友、妹分とのいつも通りの変わらぬ日常を過ごしてきた青年は、ある日一人の神族の少女と出会う。
その日より、平穏だった彼の日常は、慌ただしくも賑やかに、そして、確実に動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-25 22:00:00
40606文字
会話率:51%