魔法世界サンアイガーに住む16歳の少女ラネリー・ソロン。彼女は擬竜牧場の一人娘であり、人間の父親とハーフエルフの母親の間に生まれたクォーターエルフである。ラネリーは「魔法使用許可者・第二種」の免許を持つ、れっきとした童魔士だが、将来の夢は”
物語り書き”という変り種だ。
ラネリーは日々、魔道具屋でバイトをしつつ、店長であり、魔法の師匠でもあるマゴリトと修行に明け暮れていた。父親とのある約束を果たすために。
ある日、彼女は旧王都へ出掛けるマゴリトに思いがけず随行することとなる。そこで出会ったラネリーと同い年の不思議な少年。横柄で乱暴で世間知らずだが、大金を持っているらしい。とても働いているようには見えないのだが……。しかしラネリーは、童魔士として彼の依頼を受けることになる。それがラネリーと魔法世界サンアイガーの将来を、大きく左右する始まりになるとも知らずに……。
※ 重複投稿あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-29 18:00:00
21516文字
会話率:40%
大学生で有りながらヤクザの組長でもある。唐笠士道(からかさしどう)21歳はひどく退屈していた。何故なら最近、好みのエロゲや同人誌が出ないからである。子分達はヤクザの組長でその趣味はどうかと思うが文句は「言わない」と言うよりは「言えない」それ
でも仕方ない。何故なら彼は「強い」からである。喧嘩をすれば敵なし刀を二つ持たせば一騎当千。それに加え彼はある種の魅力を持っている。カリスマと言っても過言ではない。「魅力」それ故に彼はこう呼ばれていたー鬼童の士道とーこれはそんな彼が神様のお茶目なイタズラ(ミス)のせいで列車にひかれて異世界に転生しちゃってぶらりほのぼのと生きていく物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-29 14:28:17
34789文字
会話率:55%
この世界は二つだけだった。北か南か。北大陸は小さな魔法しか使えず、集団で生活するため、豊かな自然、国力を持っていた。南大陸は大きな魔法を使うことができ、個々に生活を送っていたが、魔法の使用が禁止されている。一人の魔法使用で莫大な被害が出うる
からだ。両大陸の王は仲が良く、相互不介入の条約を結んだ。仲が良かった以前に、北大陸は南大陸には勝てないと思っていたし、南大陸も豊かな国力を持つ北大陸とやりあってまで土地を得る意味があまりなかったからだ。長らく平和は続いた。しかし、南大陸の王族に圧倒的な魔力を持つ子どもが生まれる。そして、その力を持ってして、北大陸併合を企てた。同じ頃、北大陸の王族にも双子が生まれた。その魔力はとても微々たるものだった。そして12年後。南の攻撃により大陸間戦争が始まる。当初圧倒的と思われた南大陸だが、北大陸はそれに対し、圧倒的人数で肉弾戦を仕掛けた。一進一退の攻防が続くこと4年。物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-05 17:49:54
2894文字
会話率:30%