「幽霊なんて説明できないモノ、いるわけがない」
「非科学的だ」
そんな事を言う人達に聞いてみたい。
「なら、この世の全てが科学で説明できているのか?」
「僕の隣に存在するコイツはどう説明できるんだ?」
……まあ、そんな事をわざわざ議論する
つもりはないけどね。別に誰かに知ってもらいたいわけでも、共感してほしいわけでもないから。
僕は誰も知らない真実を一つだけ知っている。ただ、それだけの話だ。
そう、これは単なるモノローグ。
『幼い時から幽霊と共に生きてきた僕は、こんな結末を迎えた』
ただ、それだけの話なんだ。
『夏のホラー2012』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-15 11:41:32
3569文字
会話率:4%
高校三年の夏の終わり、「私」は三年前の約束の場所へと向かった。あの日の言葉は本当なのか。そして、彼女の知らない真実とは?――忘れないで欲しい。あの日の約束を、誓った永遠を。思い出して。私達の、最後の三日――
最終更新:2006-06-18 21:36:16
20699文字
会話率:35%