時は新暦806年。
人類の住処が地球外へも広がり、火星、木星、金星……様々な惑星が地球人の新たな居住地となっていた。
人々は平和を享受していたが、やがてその平和も終わりをつげ新たな戦争の時代に入った。
「代理戦争」。自らが行うのでは
なく、他者に行わせる戦争だった。
そしてその戦争の中で、新たな兵器が生み出された。
「DOLL」。大型特殊兵器であった。
人間の姿をモデルに作られた「DOLL」は、今までの陸上兵器とも、水上兵器とも、飛行兵器とも違う、画期的な兵器だった。
戦争は「DOLL」を使った戦争へと変化した。
戦争が表面上終結しても、「DOLL」はその存在を求められ続けた。
戦争により表面化した組織による抗争、平和を享受してきた故に求めていた「争い」への興奮。戦いは幾度も繰り返される、何度も、尽きることなく。
人々は「DOLL」同士を戦わせ、それを見ることに熱中した。
その戦いは「DOLLGAME」と呼ばれ、大昔のコロシアムでの戦いを想像させる試合であった。勝敗は簡単、相手の「DOLL」を戦闘不能にすれば勝ち。
その「DOLL」を操縦するものは「人形師」と呼ばれ、人々の欲望の代理人として戦っていた。
「人形師」になる理由は人それぞれで、名誉、金、暇つぶし等が主だった。
その「人形師」の中で、自らの正体を隠す「人形師」がいた。
パイロットスーツに身を包み、顔を隠し、黙々と試合を行い、依頼をこなす。
そんな「人形師」を人々は皮肉にこう呼んだ。
「マリオネット」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-23 13:55:27
71443文字
会話率:47%
小説家を育成するプログラムです
最終更新:2016-11-05 14:34:10
9694文字
会話率:0%
まとまりがつかなくなってしまいましたが、自分なりに想像させる表現へのチャレンジです。
最終更新:2015-01-28 16:32:25
482文字
会話率:0%
薄暗い地下室に響く地獄を想像させるような叫び声。全てはそこから始まった。
最終更新:2015-01-09 03:00:00
1531文字
会話率:47%
―琵琶湖上に正体不明の巨大な箱が出現―
西暦2015年、日本の首脳陣に衝撃が走った。
首脳陣は、何かの冗談であろうと高をくくっていたが、送られてきた映像を見て言葉を失った。
それは、確かに存在し、その大きさたるや巨大な船を想像
させるような無骨な概観と人を寄せ付けない異様な雰囲気を醸し出していた。
首脳陣はすぐに調査隊を結成、派遣し状況の確認を行ったところ、わかった事が一つだけある。
それは、‘箱は未知の素材で造られている’ということであった。
政府は直ぐに情報を規制し、誰も知ることができないようにした。
しかし、ある男がどこかでこの‘箱’の存在を知り、あろうことか撮影をしていたのである。
直ぐに調査隊へ男の確保を命令したが、男に気づかれて逃げられてしまった。
そして、男が箱に近づいた時、箱に突然扉が現れ、中に入って発見したもの、それは……
‘巨大なロボット’であった。
男がロボットに触れた時、世界と未来を巻き込む大きな戦いの始まりとなったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 21:15:14
7348文字
会話率:28%
日記みたいに書きました。
これは二次創作ではありません。
それと今のところ。続きをつくるつもりもございません。
未来の人が過去について書いた日記。
研究所とデータの中の人が会っていた……と分かるGとF氏らの日記。
この後起こることを想像
させるような感じに仕上げました。
主人公はこのGFB言語を解読した者。
つまりあなたです。
なんか、最後に読んだ方がわかりやすかった気がするが。
まあ、それも良し。
楽しんでくれれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-29 19:35:02
1393文字
会話率:0%
テューダー朝の有名な姉妹が原案。
現代の姉妹、杏奈と真理の話。突然、姉の部屋に転がり込んだ真理には秘密があり、それ以上の思いを秘めた姉・杏奈はある行動に出る。愛憎系の掌編。
見た目や言動で登場人物の性格を表現する、また話の前後を読者に想像さ
せるための習作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-13 00:56:01
2723文字
会話率:30%