アンジェリーヌは宮廷画家を父に持つ下級貴族の娘。彼女の胸の狭間には小さな緑色の宝石が生まれつき埋まっていた。幼い頃から、親とまだ見ぬ未来の夫にだけしかそれを見せてはならないと父から教えられている。
ある日、アンジェリーヌはお気に入りの場
所モンシェルジュリーの森へ風景画を描きに出かけた。今まで誰とも遭遇したことのないその森で、彼女は一人の軍神のような青年と出逢う。貴族の血を引くというアルフレードと名乗る青年。二人は出逢った瞬間に恋に落ちていた。
この出逢いが、自分にだけ付いている宝石の正体を知るプロローグになろうとは……。
そしてもう一つの愛もまた生まれようとするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-25 21:51:31
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会話率:32%