イグニール王国の宮廷に仕える雑用のシアンは毎日のように残業続きの超ブラックな仕事をこなしていた。
しかし、スキルも発動しない従者に国王は金を払いたくないとシアンを追放してしまった。
途方に暮れる中、目の前に現れたのはフェンニル家という有名な
家の領主、エレノア。
エレノアはとある事を条件にシアンを雇うと提案し、シアンはそれを承諾する……しかし、
「これって……メイド服!?」
その条件と言うのがメイド服で仕事をする事。
まさか女装で仕事すると思っていなかったシアンは困惑しながらも渋々メイド服で仕事を始めるのだった。
しかし、このメイド服が自分のスキルを発動させるトリガーになるとは、宮廷はシアンという存在がどれほど有能だったかを知らずに追放したのか……まだ誰も知らない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 17:41:22
13897文字
会話率:69%
世界各地に無数の迷宮が出現し、探索者という職業が生まれてから早十年。
Fラン大学四年生の友葉太郎は、持ち前の無能さと適当さで見事に内定を取れずにいた。
そこで方針転換、一か八かで探索者となる事を決意する。
卒論は何とかなるでしょう。
就活はもう知りません。
初迷宮で運よく【スキル】と『相棒』を手にした太郎は、過激で危険な世界にズンズン足を踏み入れていく。
◆現在は週一回のペースで投稿しています。
◆2018.02.22【今日の一冊】第56回で紹介されました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 18:00:00
736412文字
会話率:24%
突如として異世界にいた主人公の香月ヒロ。
なぜ自分はここにいるのか、どうやってこの世界に来たのか等と記憶がないままの主人公なのだが、彼はこの世界に来て最高の仲間との出会いに……
「「だあらっしゃぁぁあ!」」
「あぁあらすじがぁぁ……」
「お
ぉい! ヒロ何してんだ卵回収したから早く逃げんぞってうおぉぉおお!」
「ちょっやばいんですけど! ママドラゴン帰ってきちゃったんですけど!」
……出会いに
「いいから全力で走れぇ! ほらっヒロも早く逃げるぞ……って何泣いてんだ」
「頑張ったのに……俺頑張ったのにぃ」
「ナディ! 大変!」
「今度はどうした!」
「アリアンがドラゴンに突っ込んでった!」
「何してんだあのバカは!!」
「って、え! ちょ! やばいやばいアリアンに釣られて|ベゼル《野蛮人》も突っ込んでった! え、なんで!?」
「よぉし♪ もう知るか♪」
「みなさん卵の採取は……ってなんで戦闘になっいるんですか!」
「……アレ? もしかしてアリアン押してない? ヒロっヒロ」
「え、……確かに」
「予定変更! ドラゴン狩りの始まりだぁぁぁぁぁ!!」
「「いやー!」」
「………………はぁもう知りませんからね!」
……最高の出会いとかあったりしたんじゃないかな?
これはそんな出会いのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 22:12:04
53321文字
会話率:38%