幼い頃の誘拐事件のせいで双子の弟と共に家に閉じ込められるようになった季姫。ある日、季姫は家を出ることにした。そして、街で綺麗な声で笑う少女に恋をして--
最終更新:2016-04-23 07:00:03
2598文字
会話率:22%
今まで聴いたこともないほど綺麗な声。少し高めの、透き通った、柔らかな響き。
綻ぶようにふわっとごく自然に零れたかのような柔らかな笑顔。
生きることも死ぬことも、同じくらいの重さでしかなかった俺は、そこに何かを求めていた。
※自殺・死
に関する描写があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-16 20:00:00
37440文字
会話率:42%
一式立登《イッシキリツト》はどこにでもいる中学生だ。
新聞奨学生ということの他に他人との違いを挙げるとすればただ一つ。彼は人には言えない特殊な才能を備えていた。
いつものように朝の日課を済ませたところ、リツトはこの世ならざる綺麗な
声を聴く。
声に導かれ、視界が暗転した後。目を開ければこれまでに見たことのない自然豊かな世界に身を置いていた。
電気も機械もない世界。だが、そこには確かに神が居る。
巨大ロボット、ジンを巡る冒険譚が幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-03 01:13:18
73158文字
会話率:46%
クーロン王国は、人口数万人の小国である。
土地は狭く、特産品は特に無く、経済的に潤ってもいない。
他国が気にする程の国でもない小国、クーロン王国だが、その王城には、今日も長蛇の列ができている。
クーロン王国には美しい王女が居る、と
言われている。
全身は傷どころか、一片のくすみも存在しない。
背中まで届く、長い艶やかな金色の髪は後ろに流されており、一つにまとめられ、見る者はその美しさに息を飲む。
愛らしい整った顔立ちで、高く通った鼻に、大きな黒い目。白磁器のような白く透明感のある綺麗な肌。
聞く者がくすぐられるような感覚を覚える透き通るような綺麗な声には、誰もが心を奪われるという。
クーロン王国のフェリスはそういう人物である。
遠目に見ただけの大国の王子を骨抜きにして、自国に帰ってから執務をしなくなった、とか。
急に表れた王女を見た警備兵が、あまりの美しさにで心臓が停止して死亡した、とか。
そういう、到底信じられないようなエピソードが数多くある。
少々誇張が過ぎるのでは?と思われるかもしれない。確かに誇張もある。
遠目に見て骨抜きにされた王子だが、実際は執務をしていた。
もっとも一日の半分を王女宛ての恋文を書くに回したため、執務に割く時間が減っただけ。
警備兵が死んだというのも、女性慣れしていない警備兵が王女を見て、あまりの興奮で心臓麻痺を起こしただけ。
そう、実際に死んではいない。
そんな……嘘だろ?と誰もが疑うエピソードを持つ王女様には、一つだけ偽りがあった。
王女は実は男性……王子だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-24 14:05:05
12182文字
会話率:30%
ナスカ・タケルが魔法世界で目覚める前日譚にして新シリーズへのプロローグ。
幼なじみの綾瀬川心深は綺麗な声をしていた。
スラリと高い背丈、長い黒髪。
誰もが憧れる校内一のアイドル。
でも彼女が僕に関わる度、何故か僕は不幸になっていく……。
最終更新:2015-12-09 00:36:25
14911文字
会話率:7%
「ごめん…また、君を…」
少年はそう彼女に告げる。
一瞬の静寂…
聞こえてきたのは……心温まる綺麗な声色。
「いいのよ。あなたは悪くないわ…私の為にこんなにもしてくれたのだから。」
少女は優しく彼に言う。
その笑顔はとても綺麗で、美しく、混
じり気のない純粋な笑顔だった。
しかし、その状況に少しおかしな点があった。
それは・・・
「ごめん・・・ごめん・・・許してくれ・・・」
少女の身体に突き刺さる鈍色に光る物。
地面は濡れていて、その色は綺麗な赤
彼の手に収まっている鈍色の何か・・・
そして残るのは・・・彼女の微笑みーー
初投稿です。
この物語は作者の思いつきで書いております。
初めてで色々と拙いと思いますが、優しく見守っていてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-13 14:29:25
1837文字
会話率:33%
綺麗な声が、唐突に私の場所に踏み入った。
不快感を伴って振り向いた先には、一人の青年が微笑んでいた。薄い白シャツを着た若い男。キレイな顔をした、その男。
なぜか、逃げたくなった。怖くなった。だから、逃げた。
ある夏の出来事。そして、時
を経た私と青年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-28 13:38:08
1026文字
会話率:17%
「君、また本を読んでいるんだね」。彼女、鍵野さんは私にそう声をかけた。目が見えず、耳も片方しか聞こえない少女と、綺麗な声を持つ少女二人の物語。
最終更新:2013-04-19 22:14:33
7727文字
会話率:24%
声が聞える
「貴方は選ばれました
貴方の他にも二人仲間がいます
その物達と「彼」の野望を阻止して下さい」
とても懐かしい綺麗な声だった
気付くと知らない所に居た
宙領スキャンをかけてもエラーで亜空間通信を使ってみたがエラー困り果てた所
に
一人の女の子が近付いて来ていきなりこう言い放った
「貴方は勇者様ですね
この世界をお救いになりために神の国から来て下さったのですね♪」
こいつは頭がお花畑の可哀相な電波な女の子かと思った
「いや俺は勇者様でもないしこの世界の事なんて知らない」
女の子は泣きそうな顔してしまった
俺はなんも言葉がでない
ぶっちゃけ助けてもらいたいのは俺なんだけどな
その時女の子が慌てた様子で
「危な~いィィィィィィ」
思わず後ろからきた動物にフェイズガンを使ってしまった
「やば折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-07-24 02:52:13
203文字
会話率:0%
地球は汚れていて、綺麗に感じる事なんて無い。
でも、僕が暮らしている場所はとても綺麗だった。あの桜の木は文句無しの美しさだった。彼女と出会うまでは……。
彼女の綺麗な瞳を見て、彼女の綺麗な声を聞いて、彼女の綺麗な髪に触って、彼女の綺麗な笑顔
に出会って、僕は世界で一番美しいものを見た気がした。それは、確信に近かった。
僕は彼女の夢を叶える事が出来るだろうか……。そもそも彼女の夢は何だったのだろうか。
桜の花びらに包まれた二人の少年少女の夢物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-08 23:47:40
4636文字
会話率:44%