暗く細い路地の奥にある、小さな骨董屋。そこに集まるのは、どこまでも不幸でどこまでも幸福な、人と異形。 傍から見たら救いがないけど、本人たちだけは幸せなメリーバッドエンドが書きたかった代物。一話完結、短編連作です。
最終更新:2014-08-28 21:30:11
78100文字
会話率:42%
その男は「橘高」という名字を持っていた。カッコつけという訳ではなく、本当に名前はない。
橘高の送る人生はそれはまあ悲惨だった。
5歳の時に母親に捨てられ海外に売り飛ばされ、やっとの思いで日本に帰ってきたら今度はヤクザに捕まり何処か山奥で銃の
密造を強制された。
懲りずに脱出を試みるもそこで「真壁」を名乗る女性に出会う。
負傷した彼女を連れて森の中を進んだら何とまあ、魔術が存在する異世界に辿り着いてしまった。
ようやくヤクザから解放された橘高だったがそこでも不幸が彼を襲う。
何故か彼等は魔術が行使できないのだ。
名前はない、学歴もない、ハーレムを作るにも周りに女がいない、そして挙げ句の果てに魔術が使えない。
彼が持つのは銃の製造スキルのみ。
ならば銃を駆使してこの世界で只々黙々と成り上がるしかないじゃないか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-20 00:26:14
11373文字
会話率:35%
完結しました。長い間ありがとうございます!!
「例え何十年かかってでも、必ずお前を殺してやる」復讐を誓った男が送る、ハードファンタジー冒険活劇。
日本生まれの日本育ち。魔法はもちろん使えない。特殊な技能は一切無し。右手に持つは一振りの剣
。領地経営、戦争までを、あらゆる手段で敵を討つ。背中を守るは獣人族。猫族、熊族、鷹族ときて、果ては蛇から土竜まで。
よくあるテンプレをちょっと変わった形で描いたら?
決して優しくない剣と魔法の世界を生きる純日本人。故郷へ戻る為の小さな戦いは、やがて世界の命運を握る戦いへと広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-02 16:50:31
523083文字
会話率:33%
他サイトでも不幸少年として連載中。
魔術師の生きる現代。
魔術師であり、その力を善き事に奮わんとする高校生――神田風飛の物語。
連続して起こる怪奇的殺人事件。
同じ魔術師の仕業なのではないか、と疑った風飛は友人の力を借りて犯人に挑む。
最終更新:2012-10-08 00:30:56
60981文字
会話率:34%
注意:PIXIVというサイトにも同じ小説を載せています。
人にはそれぞれ不幸のレベルがある。リストラ、退学、病気など様々だ。人は誰でも不幸という物を経験している。日本のとある街に、一人の女子高生がいた。この女子高生は不幸を背負っている。経験
ではない。彼女は17年間、不幸を背負い続けているのだ……。別の場所に目が死んでる眠そうな男がいた。彼はこれから大事な用事の為に日本のとある街に向かうのだ。用事について教えろ?教えられないなぁ。ただ言える事は、彼はただの人間じゃない。彼女は……どうかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-05 00:06:10
12560文字
会話率:48%
絵にかいたような不運な人生、常にぎりぎりの人生を歩んできた高嶺涼介は、高校生活終了の日に、トラックに跳ね飛ばされて人生も終了してしまう。そんな人生を、あまりにかわいそうに思った神様、というかあまりにも申し訳なく思った神様は彼に異世界で第二の
人生を与えた。そこは文明ではなく魔法が支配する、魔術の世界。そんな世界に彼は、神様から素敵な能力を授かって転生する。二度目の人生、彼はこんどこそ幸せな人生を歩めるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 11:47:50
14770文字
会話率:34%