菓子製造会社で、開発部のエースと呼ばれている私は、春の新製品で自分の思いをぶつけた、自身の夢の結晶ともいえるチョコレートを開発する。しかし売り上げは凡庸で、会社からは製品の改善と見直しを求められていた。
最終更新:2011-04-06 02:44:59
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会話率:21%
十数年ぶりに戻った自宅。不要なものを整理していた私は、ずっと親友だった、そして憎悪の対象だった彼女とそこで再び見えた。箱の中にいた彼女は今も変わらず、私に微笑みかけていた――
最終更新:2011-03-13 22:03:15
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