シルル村という自然に恵まれ、平和な村があった。
村人たちは活気にあふれ、子供たちも元気に遊んでいた。
しかし、ある晩に村全体に火の手が回った。
シルル村の自警団団員だった少年イールは、犯人らしき人影を見つけ単身跡を追う。
犯人らしき男は村か
ら少し離れた森の中で足を止めイールに襲いかかる。
気が付くと、ベッドの上にいた。
外はもう明るい。どうやら夜が明けたようだ。
村人たちは「目が覚めてよかった」と安堵していたが、ある問題が発生する。
イールは体を起こして言う。
「あなたたちは誰ですか…?」
なんと、彼は記憶を失っていた。
記憶を取り戻すため、イールは旅に出ることになった…。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-23 18:00:00
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会話率:45%